●職場・活動の場(どこで教えるのか)
日本語学習者(誰に教えるのか)では,様々な学習者について紹介してきました.
ここでは、日本語教師が活動している場所を紹介します。
1.日本語学校
様々なタイプの日本語学校があります。
・就学生対象
・留学生対象
・日本で働いている人対象
・日本で働いている人の家族対象
それぞれのニーズに合わせてコースを設けています。
また、これらのコースを複数運営している学校もあります。
多くの日本語学校は、就学生を対象とする長期コースを設けている学校。
コースに通うのが難しい社会人を対象に、
プライベートやセミプライベートレッスンを提供している学校もあります。
また、企業からオファーを受け、
その企業の研修として日本語教育を行う出張レッスンを行っている学校もあり、
学習者や企業のニーズや条件に合わせて、
様々な形態で日本語教育が行われています。
2.専門学校
専門学校の中には、留学生のために日本語の授業も行っているところがあります。
例えば、コンピューター専門学校で、コンピューターに関することを専門に勉強しつつ、
週何コマかは日本語の授業を受けるといった具合です。
3.大学の留学生別科
大学で行われる講義が理解できる日本語能力の習得を目指して
日本語教育を行っているところです。
ここでの履修は、大学の正規課程として扱われるため、
学生の立場は就学生ではなく「留学生」となります。
4.自治体やボランティア団体主催の日本語教室
自治体やボランティア団体が主催となって、
学習者の日本語支援を行っています。
自治体から助成金や場所の提供などの支援を受けている教室もあれば、
有志の人々が自分達で運営している教室もあります。
【関連記事・書籍紹介】
書籍紹介『日本語でボランティア外国語として日本語を教えるって?』
書籍紹介『地域の日本語教育ボランティアで日本語を教える基礎知識・情報から教え方まで』
【関連ウェブサイト】
・東京日本語ボランティアネットワーク
・大阪にほんごボランティアネットワーク
5.各企業の研修として社内外で
外国人ビジネスマンが働いている企業が、
研修や福利厚生の一環として、
日本語研修を行っているところがあります。
自社で日本語教師を雇用しているところもあれば、
日本語学校に研修を委託しているところもあります。
多忙なビジネスマンのニーズに合うよう、
プライベートレッスン形式の出張レッスンが行われるケースが
(特に外資系の企業で)多くみられます。
このようなプライベート・セミプライベート(或いは小グループ)を
対象にした日本語教育を専門に行っている会社(日本語学校)もあります。
6.小中学校で
外国人児童生徒が通っている小・中学校で、
日本語クラスを設けているところがあります。
その学校の教師や、ボランティア講師が中心となって
指導しているケースが多いようです。
自治体がサポートして、大学などの教育機関と協力し合い、
日本語指導を行っているところもあります。
【関連ウェブサイト】
・「日本語指導が必要な外国人児童生徒の受入れ状況等に関する調査(平成15年度)」
(文部省のHPより)
7.インターナショナルスクール
在日外国人のための教育機関です.
長期海外に滞在していた日本人児童生徒も通っています.
英語で授業が行われているスクールがほとんどです.
インターナショナルスクールの日本語教師求人を見ていると,
やはりそのスクールで使われている外国語能力や,
教師としての資格・能力が重視されているようです.
【関連ウェブサイト】
・インターナショナルスクールとは?
→グローバル大学ドットコムの記事へ
8.個人契約として社内外・自宅内外で
いわゆるフリーランスの日本語教師です.
口コミや紹介,HPなどを通して生徒と個人契約を結び,
生徒の自宅やオフィス,教師の自宅,
あるいは公共の場でプライベートレッスンを行います.
あなたは,どんな所で日本語支援を行いたいですか?
他にも,こんな形態での学び場がある!という方,是非ご紹介ください.
